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上中下のバランスが美しい形をつくる

ベンチプレスを例に、どうやって鍛え分けるのかを、もう少し具体的に見てみましょう、まず1つ目、「大胸筋中部、若しくは全体を鍛えたい」という場合、ベンチ台をフラット(平たん)にして行います。2つ目に「胸の下側ラインを強く出したい」という場合、ベンチ台のデクライン(頭を低くした体勢)にして行うと良いでしょう。続いて3つ目、「胸の上部をもっと厚くしたい」という場合、ベンチ台をインクライン(頭を高くした体勢)にして行います。このように、なんとなく大胸筋を鍛えたいからベンチプレスをするのではなく、具体的にどの部分を鍛えたいのか意識して、それにあった鍛え方をするのが賢いでしょう。また、胸を鍛える種目のほとんどに共通するのが、「常に胸のアーチを保つ」という事。これがポイントと言えます。胸をアーチにする事で肩甲骨が固定され、肩関節が安定するのです。負荷をかけやすく、ケガを防ぐ事に繋がります。

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